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クロノグラフ

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数年ぶりの再会

冬に開拓した地を目指し
歩いていると、 ヒラヒラと
蝶が舞う姿を目にして
近付いた。





一瞬、私は標高の高い地域に居るのかと
勘違いする程脚が長く見え、
そんな筈は無いと角度を変えると
いつものポピュラーな彼だった。


先程採集した48mmにも満たない為
スルーして樹液木を探した。


中々成果を上げられずに
時計を覗くと、


AM 11:30


汗をタオルで拭い、
長靴を脱ぎ1人怪しい雰囲気を
醸し出しながら店内へと入った。


昼食を済ませてから
また探す事にして、
ここでしか食べられない昼食を平らげ、


PM 0:45


車から降りて気合を入れ、
一声発してラダーを担いだ。


その地は車では近寄れない為、
ラダーを担いで道なき道を登って
行かなければならない。


藪を掻き分けながら斜面を登って行くと、
上の方から金属が擦れる音が聞こえ、
人が居ると確認し、力を振り絞って
登って行き、2人の作業者の前で
ラダーを置き、大声で挨拶をした。


草刈りをしていた若い作業者は
驚きながら振り向き、
とても怪訝そうな顔で私を睨み付けた。


もう1人の年配の方が
草刈り機を止めて私の発言に
耳を傾けて下さった。


地主の方かの確認をすると、
首を横に振った。


私は採集者であり、
この先の木を見ても良いかと
確認すると、


「私は地主じゃないから何とも言えないが、
いいよ、行っておいで」


と、私を送り出して下さる事となり、
大きな声で感謝の言葉を述べると、


「あれ?それってオオクワガタ採りに来たの?
確か前も君に会ったね?!」


と、私の事を覚えていて下さっていた。


私は首を縦に振ると、
会釈をしてその先を目指して歩いた。


すると、先程のご年配が大声で
私を呼び止めた。


あまりに大きな声であった為、
肩を上げながら振り返ると、


「オオクワガタ採ったら見せてくれよー!!
生まれて一度も見た事無いからー!!」


と、叫ばれたので
大きな声で返事をして
右手の拳を握り締めながら掲げた。


ほっこりとした気持ちになりながら
オオクワガタの棲み着く木にラダーを掛け、
スズメバチの確認をしながら
慎重に登り、そっとライトを当てると、
前胸が黒光りする大きな♀の姿を捉えた。


胸を鷲掴みにされたかのように
呼吸は荒くなり、
もう一度ライトを照らすと
複雑な捲れ内部に消えていった。


一度態勢を整え、
再びライトで捲れ内の暗闇に光を注ぐと、
中型の♂の姿を目にし、
その顎の形状を見つめると、
顎が緩やかに下がっていた為、
ヒラタクワガタと断定した。


そうなれば先程目にした♀は
ヒラタクワガタに違いない。


先程まで荒ぶっていた心拍数は
徐々に減っていき、落ち付きながら
掻き出し棒を駆使しながら
黒光りの♀を取り出した。





大きなため息を吐きながら
ラダーを降り、もう一度隈なく
確認した後、先程の草刈りをしていた
2人を探し歩いた。


そう言えば、採集中も
あの金属音を耳にしていなかったなと
思い出しながら声を出して右往左往するも
見つけられず、挨拶も出来ぬまま
仕方無く山を降りる事にした。


車に戻り、
息を切らしながらラダーを降ろし、
足元を何気なく見ると、





手間の掛かる状態と化していた。


勘弁してくれと嘆きながら
それを取り払い、運転席に座ると、
数箇所藪蚊に襲われていた事に気付いた。


山の蚊は刺されても
痒みに持続性は無い為、
ケアする事無く次なる地に
フラグを立ててアクセルを踏み込んだ。


To be continued.



Comments 2

クワデリ  

No title

DenimとBOOTSが街中でも行けますね〜😁
おしゃれ〜

2019/07/17 (Wed) 07:28 | EDIT | REPLY |   

セーケン  

>クワデリさん

こんばんは!
コメント頂きながら放置状態をお許し下さいませ。。。

この格好、コンビニやご飯屋さん行くと異端児者に見られます笑

街なんてとてもじゃないですが、歩けません笑

これで渋谷とか笑

2019/08/18 (Sun) 02:42 | EDIT | REPLY |   

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