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ドルクスとの格闘

2019.6.14
AM 9:00


冬に探し当てたポイントは
樹液の出が悪く、特筆すべき事柄が
無かった為、大きく移動した。


久しぶりの採集で
ラダーを持つ出にマメが出来始め、
貧弱な身体となった自身を呪いながら
斜面を登っていく。


単独採集で最も気にしているのは、
スズメバチの巣に遭遇しない事と、
蝮や猪や熊に出会わないようにする事。


藪に足を踏み入れる際は、
耳をそばだてながら歩いていく。


もし単独で上記にやられてしまえば、
生きて帰れない可能性もある。


それでも単独採集に出掛けるのは、
計画を立て、自分の足で探し歩き、
目的達成に向けて試行錯誤する
宝探しであるから。


諦め切れない性分が有り、最後まで
追いかけたい時に誰にも迷惑を
掛けたくない思いからである。


気を遣わずに自分の思いのまま、
採集に臨む方が私には向いている。


下草が大きく伸びた藪を進み、
目的の木にラダーを立て掛けて
呼吸を整える。


ライトを捲れに向けて照射させると、





一瞬コクワガタに見えたが、
顎の形状からスジクワガタと判別し、
掻き出した。





男前のスジクワガタが
居た捲れには、





小歯と、





雌と見間違える程
小さな顎の極小歯スジクワガタが居た。


この極小歯は、
野外チビギネスなのではないかと
思う程小さな個体だった。


斜面を下り、
落葉で足を滑らせながら
樹液木を探すも、目的の
ブラックダイヤモンドの姿は無かった。


ポイントを転々と回りながら
車を停め、ラダーを担ぎ、
樹液を見て、車に戻るを幾度となく
繰り返した。


捲れに隠れきれずに
姿丸出しのヒラタクワガタを見て
苦笑しながら、ピンセットで
取り出した。





レベル0採集では
面白味が無い。


洞や捲れを壊さずに
ドルクスと対決するのが
樹液採集の醍醐味であり、
この樹皮の形状からは
取り出せて当然だった。


ポイントを転々としていると、
今夏初のノコギリクワガタを目にした。





華奢な身体ではあるが、
ボルドー色のポップスターは
見栄えが良い。





スポーツドリンクを飲みながら、
汗を拭い、次なるポイントを選ぶ。





樹皮に挟まる姿では、
顎の形状を確認する。


下り顎はヒラタクワガタ、
立体的に見えた時は
心臓が鷲掴みされる。


ラダーにて近付き、
溜息を吐きながらも必ず格闘する。





いつ何時、本命と出会うか分からない為、
練習は欠かしてはならないからだ。


車に戻り、クーラーを全開にして
汗を拭い、次なるポイントを探す。


まだ全体的にも発生が少なく感じ、
遠征は少し早過ぎたと実感しつつも、
採集報告が聞こえて来ていたからには、
簡単に諦める訳にはいかない。


木を見上げ、そそくさと隠れようとする
ドルクスに手を伸ばした。


今夏オオクワガタ採集と並行し
挑戦しているのは、twitterにて
行われているコクワガタバトルである。


昨年は私とクワデリさんと
2人でバトルを行い、
50mmを採集して勝利したが、
今年は全国の採集家達が参戦に
名乗りを上げている為、
予断は許されない。


大型のコクワガタを見れば、
手にしてサイズ計測を行う。





48mmでは
2019年を制する事は出来ない。


リリースし、
次なるポイントへと向かった。


To be continued.



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