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so cool

2019.4.14
7:25


Twitterで仲良くさせて頂いている
ゆずクワさんが我が家に到着したと
連絡を頂いた。


急いで髪を乾かしながら
採集道具を手に家を出た。


車に近付くとゆずクワさんが
降りられ、挨拶を交わし、
助手席に乗り込んだ。


助手席側のカップに
ブラックコーヒーの缶コーヒーが
置いてあり、これが私に向けた物と
話され、再会早々おもてなしを受けた。


ぼんこさん宅に向けて車を走らせる道中、
twitterの話や飼育の話、採集の話で
夢中になり、ぼんこさんからの
LINEにも気付かず、


AM 8:45


ぼんこさんと再会するや否や
「どちらかLINE見て下さいよ」と
対応の不味さを指摘され、
笑みを浮かべつつ頭を下げ
ぼんこさんの車に乗り換えた。


本日はカフェレストサイトーの
ハンバーグを食べに行こうと前以て
お誘いを頂き、3人で向かった。


道中はとても為になる飼育の話を聞け、
なるほどと頷く事が多かった。


AM 11:45


ハンバーグの前に
私が以前から目を付けていた
ポイントに車を走らせ、
私は採集装備を施した。


ぼんこさんはサンダルから靴に変える程度、
ゆずクワさんも何かを装備する事も無く
私の後に付いて歩いた。


出来る限り歩き易いコースを選択し、
採集方法を伝え、リュックサックの中から
ガーバー取り出しゆずクワさんに
使い方を教えた。


枯れていた下草は春を前に
緑に包まれ始め、茨が我々の侵入を
拒むようにあちこちに伸びていた。


汗をグローブで拭いながら
ブラックダイヤモンドを探し歩く。


良さそうな材が目に入るが
先ずは手前の材をと確かめていると、
ゆずクワさんがその材に着手した。


材を割る音と割れた断面から
「居ると思いますよ」と声を掛け、
私はこの場所を離れ、独り探し歩いた。


材の中からは黒い甲虫が現れ、
今朝話していたマイマイカブリで
ぼんこさんに披露しようかと手にすると、
あの特有の匂いを放ち、
顔を顰める匂いに嫌気が差し手放した。


すると、遠くの方からぼんこさんの
声が聞こえる気がした。


フードを取り、
耳をそばだてる。


確かにぼんこさんの声がする。


先程の材から出たかと
戻って行きながら私も声を掛ける。


そしてはっきりと聞こえた。


「セーケンさーん、オオクワ出ましたよー」


オオクワガタと認識出来ているなら
狙った新成虫か。


しかし、この違和感は何だ。


何故もっと喜ばない。


冗談なのかとぼんこさんとゆずクワさんの
下に戻ると、





見事な大歯の姿があった。





斧を渡したゆずクワさんが


「手が震えてます」


と言い、ハイタッチを交わすも
ブラックダイヤモンド採集の
雄叫びには程遠い。


何だ、神奈川県民はこんなスカした
cool guysなのか。


オオクワガタでは動じないのか。


巨大な疑問符を頭の上に浮かべながら
2人の顔を伺った。


ぼんこさんは
疲労で座り込んでいる。


ゆずクワさんはオオクワガタの周りで
ウロウロしている。


この材からまだ出てくるかもしれないと
探すも、残念ながら他は
抜け出てしまっていた。


この大歯を出す経緯を2人に聞くと、
ゆずクワさんがこの材を諦め掛けた時、
ぼんこさんがもう少し休憩をしたく
材を手前に引いた方が良いと
アドバイスを出した後、
ゆずクワさんが大きなクワガタの
お尻が見え、コクワガタではないなと
取り出すと大歯オオクワガタであったと云う。


オオクワガタを採りに来たが、
まさかこのタイミングで出るとは
思わなく、混乱中であった。


この後私とゆずクワさんは
斜面を登り降りを繰り返しながら
探すも追加を見つける事は出来なかった。


雨が降り始めたのを機に
斜面を降り、ぼんこさんを呼び
3人で車に戻った。


皆が汗を拭いながら
車の窓を全開にして風を浴び、
暫くして車を走らせると
ぼんこさんが急に大きな声で
大歯採集の喜びを発し、
3人が拍手と歓声を上げた。


通常の雄叫びが車中なのかと
違和感感じながらも、
ブラックダイヤモンド採集を
目にする事が出来て良かったと
改めて込み上げた。


空腹が通り越えて
気分が悪いまま、
カフェレストサイトーに向かい、
3人アシュオさんのハンバーグを嗜んだ。





ハンバーグを食べ終える頃には
空腹を通り越えた気分害は解消し、
更に空腹感に襲われオムライスを追加した。





我々3人とアシュオさん、
盆地アンテさんと飼育や採集の話を交わし、


PM 5:00


盆地アンテさんが帰られるタイミングで
我々も席を立った。


アシュオさんに手を振り、
帰りの道中の会話も途切れる事なく
皆無事に帰路に着いた。


神奈川県民のクールさには
慣れる事は無いが、
またこのパーティーで
ブラックダイヤモンド採集に
出掛けたいと思う。



恐怖と対峙

2019.2.12
AM 8:00


単独だと甘えが出てしまい、
車中泊も続くと疲労から中々
起き上がれない。


以前、相棒masaと2人で採集に
行った時はAM10:00まで
寝てしまった事があり、
2人何度も鳴り響くスヌーズ機能を止めては
起きてまた寝た事があった。


それに比べたらマシかと
ほくそ笑みながらコンビニにて
朝食を調達した。


本日は有給休暇を取得し、
最後の採集となる。


悔いのないようにしよう、
そう心に誓いながら
降り立った事の無い
第1ポイントを目指した。





落葉は霜が降りて
歩くとバリバリと音がした。


寒さで背中を丸めながら
ブラックダイヤモンドを探し歩く。


中々良さそうな雰囲気が無いまま、
移動していくと直径の太い樹液木が目に入り、
近付いてみると





良さそうだが、
私は余り太い樹液木と相性が良くないので
夏に訪れる事が出来れば確認したいと、
マーキングしてこの場を去った。


行く先々に先駆者の痕跡が
至る所にあり、





もうこの地は根刮ぎ
採集し尽くされている。





そんな感覚に陥っていった。





しかも採集者は玄人では無い、
知識が無ければ破壊され尽くしてしまう。


この地を諦め、
大きくポイントを変える事にした。


PM 0:30


昼食を一気に平らげ、
この採集で出会えていない
極太食痕を目にしたく、
諦める事無くハンドルを握った。


PM 2:30


GPS歩行ルートを記録しながら
森を抜けていくと、





素晴らしい樹液木に出会えた。


実の所、実際に採集出来なくても
樹液木の追加は樹液採集家には
何よりの手柄となる。


PM 4:30


一切の手掛かりを掴めないまま、
この地で最後にしようと車を停め、
重い足取りで斜面を登って行く。


やがて山を登り切ると、
20m先で物凄い大きな音が突然鳴り響いた。


それは勢いよく斜面を下っていき、
恐らく巨大な猪だったと想像した。


それからは自分の存在を知らせながら
山を猪が降りて行った方向に
向かって行った。


PM 5:15


こんな樹液木が
集まった場所があるのか。





感嘆符を浮かべていると
遠くの方から獣の鳴き声がした。


先程の乙事主か。


身構えると鳴き声が近付いており、
それは段々と私の方に向かっていた。


周りを見渡し、木の上に避難出来る
場所は無いかと探すも見つからない。


走って逃げるか。


背中を見せたら
あっという間にやられてしまうだろう。


闘うしかない。


採集名人無限大を握り締め、
向かってくる獣を待ち構えていると、
木が大きく揺れながら獣の声が
より一層近付いてくる。


これは


まさか


かっしーさんと冗談で話していた
流れ星 銀牙の赤カブトなのではないか。


恐怖に背筋が凍りつき、
呼吸が荒くなる。


身動きが取れなくなると
藪を掻き分け細い木が曲がりながら
遂にそれは私の前に姿を現した。


私は大声を上げ、
ホリンボを強く握り締め対峙すると、
藪を掻き分けて現れた
相手は犬を連れた男性だった。


犬はリードに繋がれ、
私に向かって吠えまくる。


男性と私は同時に同じ言葉を発する。


「ビックリした」


細い木が大きく揺れたのは
男性が掻き分けた時に揺れた為、
男性に向かって熊か猪かと思ったと話すと、
相手は私を罠に掛かった猪だと思ったようで
犬と見に来たそうだ。


男性はこの土地の地主で、
私は夏の樹液採集の許可をお願いし、
私のここいる理由が判れば


「猪に気をつけて」


と、お心遣いの言葉を頂いた。


全身の力が抜け、
時計を覗くと


PM 5:50


辺りも暗く、
この度の採集にピリオドを打った。


車に戻り、
採集ウェアを脱ぎ、
ラフな格好になると益々
力が抜けていった。


自宅へ帰ろう。


そう呟きながら
アクセルを踏み込んだ。


途中何度も睡魔に襲われ、
仮眠を取りながら


2019.2.13
AM 2:34


無事帰宅し、
ベッドに倒れこんだ。


今回全く降り立った事の無い地で
ブラックダイヤモンドを探し歩いた。


夏の樹液採集で訪れる事が出来れば、
確認していく。



白枯れの主

走った事の無い景色は
とても楽しい。


もしかしたらあの山には
探し求めているブラックダイヤモンドが
生息しているのではないか。


そんな事を考えながら
車を走らせ、気になる木が見えると
停車させ、確認しに藪を掻き分けていく。


中々思い描くようなポイントに辿り付けず、
陽は容赦なく傾いていく。


遠くからクヌギが見え、
恐らく固まって生えていると思い、
斜面を登って行く。


目星を付けた辺りに到着すると、
予想を超えた樹液木が生えていた。





これは夏が楽しみだと
独り笑顔で呟き、
樹液木をマーキングしていく。


暫く歩いていると、
良さそうな立ち枯れが目に入り
斧の刃の反対側でその木の音を確かめていく。


音が変わった場所を目掛けて一閃させると、
白枯れの中から食痕が現れた。


この食痕を丁寧に追っていくと、
それは太さを増していく。


しかしこの食痕は彼らではない。


そう判っていながらも
答えが知りたく、その先を追う。


やがて辿り着いた蛹室から
その白枯れの主である
黒い大顎に出会った。





そのすぐ傍からも
♀の新成虫が現れ、





君達は兄弟だろうと呟く。


これ以上叩いても
ブラックダイヤモンドは現れない。


その場を立ち去り、
山を降りる事にした。


時計を覗くと、


PM 5:45


辺りは暗くなり、
これ以上の成果は見込めない為
車に戻り、コンビニを目指した。


コンビニに到着し、
採集ウェアを脱ぎ去り、
ラフな格好にて腕を空に向けて掲げ
大きく伸びをした。



さて晩御飯をどうしようか、
採れてもいないのに
折角来た事も無い地ならばと
そのご当地グルメを堪能したく、
Google先生にご教示頂き
夕飯を平らげ、日帰り温泉に浸かり、
明日の作戦を練りながら
コンビニでアルコールを嗜んだ。





明日の作戦を頭で描きながら
車内で毛布に包まり、瞳を閉じた。


To be continued.



計画変更

2019.2.11
AM 3:35


冷え切った車内にて
毛布から腕を伸ばし、
イグニッションキーを回す。


フロントガラスに目を遣ると、
雪のような物が付着していた。


眼鏡を掛けてよく見ると、
それは間違い無く雪であり、
本日の予定が狂ってしまうと嘆いた。


あと3時間も経てば
天気も変わるだろうと、
半ば願いながら再び目を閉じた。


AM 7:30


かっしーさんの元へ行き、
2人顔を見合わせて苦笑いを浮かべた。


この雪混じりの雨では、
山は登って行けない。


昨日の夕暮れに見つけたポイントを
攻略しようと計画を立てていたが、
白紙に戻し、別の角度からの
ブラックダイヤモンド採集に切り替え
なくてはならない。


2人意見を述べ、


AM 8:30


第1ポイントに到着した。


まさか菜の花も
雪が降るとは思わなかっただろう。





2人別れて探す。


かっしーさんは条件が合わないと
斧を握る事はしない。


玄人にもなると無駄な動きが無く、
ブラックダイヤモンドだけを狙う為、
材を叩き、コクワガタで一杯になる事が無い。


私もかっしーさんに学び、
斧を取り出す回数は減ってきている。





探し歩いても良い条件では無いと、
車に戻った。


Google mapを睨み、
次なるポイントへと大きく移動した。


AM 10:00


その地は木々が細く、
太い木は疎らであったが
歩いてみるも生息の
可能性すら感じなかった。


雪混じりの雨は止み、
昨日のポイントの行ける所まで
行ってみようとなり、
再び車を大きく移動させた。


流れる景色にて、
昨夜通った場所で急停止し、
車から降り立つと、





夕暮れで判別付かなかったが、
こんな良いポイントだったのかと
斜面を降りて行くと、
ついさっき割ったであろう倒木が
目に入り、驚きの声を上げた。


こんな超激レア地に我々以外の
採集家が訪れている。


抜いた形跡は無いが、





至る所にその痕が有り、
採集名人無限大を装備している事が判った。


斧とホリンボの痕から、
採集者は2人、若しくは単独で
斧とホリンボを使いこなすのか、
そう考えながら、この地に生息している
根拠がこれで増した。


昨日のポイント近くまで登り詰めるも
手掛かり無いまま、


PM 0:25


遠くに見える雲海を眺め、





このポイントを後にした。


車を走らせては良さそうな
木が見えると停車し、
探し歩いた。





PM 1:25


かっしーさんとお別れの時が来た。


私の車に向かい、
固い握手を交わし辞去した。


私は明日まで有給休暇を
取得している為、作戦を練る。


私の借りた軽自動車は新車であり、
余り無茶は出来ない。


少し大きくポイントを変えてみよう。


そう呟きながら、
Google mapに指を長押しし、
その案内に従って車を走らせた。


To be continued.



生息の手掛かり

この材を発見したかっしーさんが
斧を一閃させる。


太い食痕が走ると
2人歓喜の声を上げる。





この材は立ち枯れていたが、
台風か何かの影響で倒れていた。


その上部部分を探すと、





脱出痕らしき形跡を見つけ、
かっしーさんに手渡し、
2人のテンションは最高潮に達した。


太い食痕を追いかけていくと
途中から糞の形状が変わり、
疑問符が発せられた。


まさか
この展開は、





2人同時に落胆の声が上がり、





君は土を食べてくれと
2人で笑った。


オオクワガタの食痕の後に
カブトムシが入る事はよくある。


気を取り直して探すも
ブラックダイヤモンドには辿り着かず、
材の状態からこれ以上叩く事を辞めて
この材を後にした。


車で移動し、
クヌギらしき枝を遠くで見つけて
向かい、2人絶叫した。


なんて素晴らしい樹液木なんだ、
この地をマーキングして辺りを
散策していると、その土地の住民の方が
近付いてきた。


元気よく挨拶をし、
目的を伝えると、


「なんだ、猪豚探しかと思った。
夏になるとあの樹にオオクワ採りによく来るわ」


昔は沢山いたと話され、
この希少産地での生息の手掛かりを掴んだ。


その方と別れ、
かっしーさんと探し当てた
この生息の事実に喜びながら
歩いていると、放棄されたボダ木から
大きな椎茸が生えていた。





かっしーさんに画像を見せると
どんこ椎茸だと話され、その大きさに
2人笑い歩いた。


車に戻り、
良さそうなポイントを探しながら
車を走らせると、切株が多数ある地に辿り着き、
二手に分かれた。


材はゴロゴロ転がっており、





中からはチビクワガタのコロニーが
多数存在した。





私が探しているのは
相反する大きさのクワガタ





君ではないのだよと
この地を離れた。


昼食をコンビニで済ませ、
間髪いれずに良さそうな地を探す。


PM 5:15


山道を下っていくと
巨大な樹液木が立っていた。


手の届く範囲も樹皮を
剥がされたりはしておらず、
上部に至ってはオオクワガタが好みそうな
捲れや洞が多数存在した。


かっしーさんと2人、
この木に出会えた事を喜び、
お互い写真に収めた。


PM 5:15


辺りが夕闇に包まれ始めたが、
かっしーさんはハンドルを山に向けて切った。


車は急斜面を
一気に駆け上がっていく。


徐々にクヌギが現れ始め、
2人の高揚感は上がっていった。


樹液木をマークしながら
山を登り続け、倒木を目にした地点で
車を反転させ、山を降りて行った。


近くの日帰り温泉を探し、


PM 7:15


気になっていたお店で
夕食を済ませ、明日の予定を本日最後の
ポイントを発見した事から大きく変更し、
お互いの車にて朝を待った。


To be continued.



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